数年ぶりにライブに行くなど

ひと月ほど前、前に書いたw.o.d.のライブに行った。

友達がやってるバンドのライブやオンラインライブを除くと、2018年以来のライブだった。

このバンド、ライブで聴きたいとずっと思ってたけど、たまたまワンマンツアーの千秋楽が当たり、当日を心待ちにしていた。

 

会場はzepp divercityで、会社からもほど近かったので、当日出社でも在宅でも十分間に合うと見込んでいた。

zeppはそれなりにキャパのあるライブハウスで、東京には、数年前にできたzepp hanedaもある。

 

当日は在宅勤務になったが、前日、会場までの道のりを調べ、思ったより時間がかかることが分かる。定時ダッシュでギリギリだ。

幸い忙しくない月中、仕事はさっさと切り上げ、小走りに駅に向かい、電車に乗り込む。

会場の公式ホームページを見ると、ライブのスケジュールページがあった。

へーこんなバンドも来たりするんだなるほどね〜、あれ今日別のバンドが載ってない?

 

不審に思ってチケットの予約メールを見る。会場はzepp divercityとある。あれhanedaじゃなかったっけ?????

悲しきことにもうボケが始まってしまったらしい。慌てて電車を降り、乗り換えてことなきを得た。

そのまま勘違いして向かっていたら悲劇だった。わざわざ東京にある他のzeppの話をしたのは、まあそういうことです。

 

前置きがアホみたいに長くなったけど、なんとか開演前に到着、受付で500円と引き換えにドリンク交換用のコインをもらう。

バーカウンターでビールを受け取り、会場内でBGMを聴きながら飲む。

zeppとはいえ、客席の雰囲気は古き良きライブハウス然としている。この感じ、懐かしい。

1人で来ている人も珍しくない。女性も多く、少し驚いた。

 

肝心のライブ、はちゃめちゃに良かった。

ライブバンドだとは思っていたけど、想像の遥か上を行く爆音だった。音が波になって服が震えた。

全パートが音量をマックスに振り切っているような、耳をつんざく轟音。2曲目が始まる頃には、もう耳が聴こえにくくなっていた。懐かしい。

スリーピースでここまで音出せるの、単純に凄いと思う。

 

MCも良い意味で垢抜けてなくて、とにかく懐かしく感じることが多かった。学生時代に見に行ったライブハウスの感じ。

聴きたかった曲も聴けて、大満足のライブだった。曲がまだ多くないバンド、いいな………