寝つきと眠りと

寝つきが悪いうえに、眠りも浅い。

 

最近は、腰痛の悪化も相まって、眠りに落ちる前に腰が痛くなり始め、そのまま1時間以上寝付けないということもザラである。無職でなければ死んでいた。

眠りが浅いのは昔からで、LINEのバイブだけで目が覚める。最近は減ってきたが、学生時代は、夜中に酔っ払いからかかってくる着信に悩まされていた。おやすみモードを使えという話だが、まあなんだかんだ夜中の電話というのは楽しいものだし、なにより当時の私はおやすみモードの存在を知らなかった。技術の進歩はすごい。

酒を飲めば寝つきは良くなるが、睡眠の質は輪をかけてカスになるので、いくら寝ても翌日がつらい。

 

寝つきを良くするために、最近、Twitterで見かけた情報をもとに、寝る前に白湯を飲むことを試した。末端冷え性なので、体温を強制的に上げるのは意外と効果的だったりする。

たしかに体が温まる。いつもより寝つきが良い気もしたが、お湯は美味しくないし、そもそもホットココアを飲めば解決では???になったので不採用。

ホットココアは入眠に適しているとされており、事実、緑茶やコーヒーよりも、上がった体温を高く保つ時間が長いという研究結果もある(参考:ココアの冷え性改善効果 | ココアレポート)。

というか、今見直してみたら白湯よりも効果あるやんけ!ざっこwwwwお湯は冷えて水になってな

 

で、昨日友人から、とある入眠方法をおすすめされた。シャッフル睡眠法という。

10秒ごとに流れる単語をひたすら聴き続けるという単純な方法だが、単語に関連性がなく、思考がとりとめなくなるため、睡眠のスイッチが入りやすいらしい。

安眠BGMのようなものは、過去に試したことがあるが、その時はイヤホンが気になって眠れなかった。友人にそのことを告げると、スピーカーで聴けば良いというアドバイスをもらった。なるほどね。技術の進歩はすごい

だが、スマホYoutubeを流し続けるには、ディスプレイを常に点けていなければいけない。友人に眩しくないか尋ねると、裏向きにしておけば良いというアドバイスをもらった。なるほどね。

 

というわけで、昨晩、早速試してみた。聴いたのはこれ。

www.youtube.com

 

結果から言うと、だめだった。おそらく、単語からぼんやりとビジュアルを浮かべる、くらいの聴き方をした方が良いのだろうが、連想ゲームのようになり、単語ごとにアレコレと考えが浮かんだ結果、かえって頭が冴えてしまった。

ついでに、動画を通してずっと違う単語が出てくるのではなく、しばらく経って同じ単語が出てくることがある。「またカメレオン?めっちゃプッシュしてくるじゃん」と妙に面白くなってしまい、ますます睡眠から遠ざかる。

 

ともあれ、30分ほど聴いていると、ようやく眠たくなってきて、そのまま眠りに落ちた。が、すぐ目が覚めた。

バイブで目覚める私が、耳元で聴こえる声で目覚めないはずがなかった。

目覚めた時の単語は「マグロ」だった。Youtubeを閉じ、マグロが泳ぐ姿をひたすらに想像していたら、いつの間にか眠りに落ちていた。

安定して眠れる方法がほしい。