思考法のよしなしごと

たまーに、寝ようとしてるのに、頭の中にとめどなく考え事が浮かぶことがあって困る。
この前、人と話してた時に、自分の話にはエピソードトークが多いと言われたので、自分の頭の中にあることを書き出してみる訓練も兼ねて、つらつらと書いてみる。
自分がどのように思考しているのかを、自分で把握することによって、考え事をする時間を減らせたりするかもしないかもと思ったり思わなかったり

 

ある問題について考える時、まず、その問題に対してのゴールは何か・問題を構成する要素は何か・問題を解決するためにはどのような方法があるか、といったことを考える。
ここは、いわゆる分析にあたるフェーズだと思う。フェーズとか書いたけど、自分の思考はここしかやっていないことに、今気が付いた。というか、分析すれば実行することも見えてくるので、思考とはつまり分析なのでは?????
3Cやら4PやらSWOTやら、マーケティング畑の方々は色々な手法をお持ちだけど、そんなのは専門家に任せておけばよろしい。どの分析方法が適しているかは、問題の種別によって異なるはずなので、いちいち勉強したりしない。めんどくさいので。


自分は様々な問題に使えるように、基本的にブレストとMECEしか考えない。別に難しいことをやるわけではなく、要するに、「関係することをできるだけ全部思い浮かべましょう」ということ。
そこに、「なぜ」という問いかけを繰り返して、問題や解決法をクリアにしていく。要素や解決方法がある程度出てきたら、それらの関連性を考えて、最も多く関連しているもの・クリティカルなものを、解決法の主軸に置く。

関係することは、別に全部出せなくても問題ない。もちろんなるべく多く出すに越したことはないけど、思い浮かばなかったことは、要素としては小さなものになるので。
これさえできれば大抵の問題には使えるし、就活でも仕事でもめちゃくちゃ有用だけど、できる人は意外と少ないので、マウントを取りやすくてたすかる(カス)。

 

 

で、具体的にどのように考えているのかを、例を挙げながら改めて考えてみる(どのように考えているのかを考えるという文章、謎では)。
直近の考え事で眠れなくなった議題がヘルファイアなので、ヘルファイアを例にしてみましょう。
初代ぷよブログの方に書けという話だけど、あちらはデスタワーブログだからヘルファイアのことについては書けませんでした あ~あ(まあ思考法のお話なのでアレはアレ)
ヘルファイアをご存知ない人は調べてください。クソブログに親切さを求めてはいけない

 

まずはゴールを考える。これは別に難しいことではなくて、かつ色々思い浮かべるものでもない。でも、ここがブレてると以降の思考もブレブレになってくるので、しっかりと設定する必要がある。
おおよそ「ヘルファイアを強くする」「ヘルファイア勢を増やす」の2種類かなという感じ。設定したゴールによって、その構成要素も、取るべき解決策も、当然変わってくる。
ここでは、「ヘルファイアを強くする」ということを、ゴールとしておく。

 

次に、その構成要素を考えていく。「ヘルファイアを強くする」とはどういうことか。
ヘルファイアの強みや弱みも並行して考えられるとよい。同時に、競合(タワーや連鎖)の強み弱みまで手を広げられると良さそう。急にマーケっぽい分析になった。
強くするということは、単純に連鎖終了の時間が短縮される、ということと、安定感を高めるということの2つして捉える。アドリブ性の高い連鎖法は、調子によって左右されやすいので、アドリブは少ないに越したことはない。
潰しも連鎖法の構成要素のひとつではあるけど、他の連鎖法でも潰しは存在するし、そこまで大きな差は生まれないと言えそうなので、ここでは考えない。「潰しを撃てる形を保持する」というのは別に強くない(中盤以降になればなるほど、送った量よりも多く返されることが増える)ので、ヘルファイアを強くするという目的に置いては、ノイズになりやすい。


続いて、連鎖終了までの時間を短縮するためにはどうするか、安定感を高めるにはどうするか、を考える。このあたりで、具体的な解決法が入ったり入ってこなかったりする。
連鎖終了までの時間を短縮するためには、連鎖数を減らす・ちぎりを減らす・手数を減らす、の大きく3種類。キャンセルを入れる、も小さな要素としてひとつ。
安定感を高めるためには、定型を増やす・ネクスト判断を減らす・事前の考察量を増やす、あたりか。事前の考察量を増やすということだけ、少しズレている気もするけど、なるべく多く出して後から削った方が良いので、雑多に書いておく。

 

適当に書いたので抜け漏れありそ~~~~になったけど、まあ適当にこの6つを分析。それぞれやるというよりは、並行して進める。
【時間短縮】
板が上にある関係上、ちぎりを減らすのはなかなか難しい(もちろん、意識する必要はある)。そうなると、タワーはもちろん、高効率連鎖にも後れを取りやすい。
それなら、序盤に2Wを作ることが多い連鎖法なので、2W3Wや3Tを主軸にして、ちぎりの多さを補う。
手数を減らすのは永遠の課題なので、分析もクソもなさそう。色の偏りにも広く対応できるようにしておく、みたいなニュアンスで捉える(ヘルクロスなんかはこのカテゴリ)。
【安定感】
定型を増やすのは、2W3Wや3Tを目指すところと少しつながる。定型を増やすと、目指すべき形も減るので、考察すべき量が減る。もうひとつは後述。定型を増やすためには、まず初手周りの統一が必要。
ネクスト判断を減らすのは、あまり良いアプローチではなさそうな感がある。決して強い連鎖法ではないので、ここにはリソースを割いて、できるだけ取り入れるとよさげ。そういった意味で、潰しにリソースを割かない方が良いのではないか、というアレもある。
事前の考察量を増やすためには、自分が考察する時間を増やすか、考察する人を増やすかの2通りがある。ちなみに、この2つは当たり前の2つだけど、こうして抜け漏れを減らしていくのが、大事of大事な気はする。
自分の考察時間を増やすのは、全く別の話になるので置いておいて、考察する人を増やすためには、ヘルファイア勢を増やすということになる。設定しなかった方のゴールがここで出てきた。
で、ヘルファイア勢を増やすためには、大会で活躍してPRする・覚えやすいように資料をまとめる(特に初手周りの)・考察を効率化してとっつきやすくするために(見解を統一させるために)定型を増やすあたりが選択肢になる。

 

と、この辺りまで考えて、改めて各要素の関係性を見直してみる。
連鎖自体を強くするためには、当然事前考察が不可欠だし、事前考察は、それぞれがバラバラなことをしていても意味が薄いため、定型を増やすと良さそう、ということが、うっすらと見えてくる。定型は、初手周りを統一するといった要素とも関連しているなど、関連している要素が多ければ多いほど、解決法としてはクリティカルになりやすい。
しかも、現状ヘルファイア勢がほぼいないため、定型を増やせば新規がとっつきやすくなる(なお新規)
定型を増やすと言っても、特定の形を目指すというだけでなく、いくつかの形をカテゴライズしたり、置き方のルールを明文化するということも含まれるので、アプローチはいくつかありそう。
で、考察をする上では、時間短縮の項目で上げたことを主眼に置きつつ、2W3Wや3Tを狙える定型を作る、ということをメインに進められると良いですね、というあたりで思考放棄!

 

 

頭の中をまとめようとして書いてみたけど、思考法の羅列というよりは、具体例だらけの意味不明な文章になったな?
まあ、もともと複雑なことはやっていなくて、要素を並べてみて、それを掘ってみて、一番関係しそうなものをもう少し掘る、という雑なアレなので仕方ないわね


結局、「『なぜ』を繰り返す」の件が出てきてない気もするけど、これは自分の考えがゴールから出発した時に有効だったりする。
今回の例で言うと、最初に「定型を増やすと良さそう」という感覚が自分の中にあった場合。なぜ定型を増やすと良さそうなのか、定型を増やすとどんなメリットがあるか、という逆アプローチをすることもあったりなかったりする。

 

あくまで思考法について書いてみようの記事なので、実際あってるかは知らない!ヘル勢じゃないからな!