兵庫出身のスリーピースバンド、w.o.d.。
私の音楽の趣味は割と雑食で、たまに適当なメドレーを流して作業をすることがあるが、しばらく前に出会ったのがこのバンドだ。
バチクソにかっこいい。一気に心を鷲掴みにされた。
初めて聴いた曲はこれ↓。
やってることはシンプルだと思うんだけど、それがまっすぐ突き刺さって来るからすごい。
スリーピースなのにギターが鳴らない部分があるってのもなかなか珍しい気がする。
ジャンルはグランジ。泥臭いタイプのロックである。和製ニルヴァーナって感じ。いやニルヴァーナ聴かないんだけども
エッジの効いたボーカル、うねるベース、タイトなドラム。3人で演奏しているとは思えないような爆音系バンドだ。
スリーピースだと、ベースラインは結構動くことが多い。すき。
ライブで輝くタイプのバンドだと思う。ライブ音源もそれなりに多く公開されていてたすかる。
時勢的にライブに行くことはできないが、いつか行ってみたいと久々に思った。
発声理論の進歩もあり、近年は柔らかい声のハイトーンボーカルが増えてきた。流行はそちらにあると思うし、私自身、好んで聴く曲も少なくない。
そこにきてこのバンドである。時代に逆行するような音楽、正直流行らないと思う。思うが、今の時代にこんな音楽をやるバンドが、しかも自分より(おそらく)年下にいたんだな、と少なからず衝撃を受けた。
バンドってこうだよな、という少年心(?)を刺激されたような感じだった。
ライブ後に、居酒屋でタバコを吸いながら飲んでそうなイメージがある。髭男が居酒屋でタバコ吸ってるイメージないもんな。ビストロとか行ってそう。
閑話休題。
良い意味で最近の日本のバンドっぽくないこのバンド、流行ってほしいようで流行ってほしくない。
最近3rdアルバムが発売された。気になった方はぜひ。