スパクリ ホコ全ステ考察後半

ホコつづき

 

  

■ザトウマーケット

ルートは、左ブロックからジャンプ・正面の2種類。ジャンプを挟むにしては、例外的に左が強め。正面は、敵リスが近く、止められやすい。左は、全員がしっかりと前に出られれば、じわじわとカウントを進めやすく、攻めが続きやすい。ただ、正面も瞬間的なカウントの取りやすさがあり、右壁沿いに進めば、多少やられにくくなる。敵の復帰タイミングや、味方の位置と相談。

ホコ持ちの場合、軽々に左ブロックに上らないよう注意する。中央付近に敵が残っていれば、ブロックに上っている最中にやられるし、時間差オールを取っていても、レールから復帰した敵にやられることもある。左に上ってからは、正面高台をすべてクリアリングするのは無理なので、適当な所で突っ込んでやられる。うまくいけば攻めが続くので、やられるのもホコの仕事。正面の場合は、敵リス付近のレールに1発撃ち、右壁沿いに進む。

ホコ持ち以外の場合、まずは中央付近の敵をすべて処理する。味方が右から詰めていれば左へ、全員左なら右へ。スパッタリーは右に行った方が強いと思う。

 

防衛は、右高台から止めに行く。攻めのチャンスがあまり多くないステージなので、カウントはできるだけ浅い所で、ホコだけでも止める意識を持つ。

左から短射程が来ることも多いが、高台から下りなければ、左から来た敵は役割を失う。むしろ左の敵にまんまとヘイトを集められて、その隙にカウントを取られると痛い。左は無視、右に集中。

 

時間稼ぎは、左の最奥。角がある、壁沿いにいれば上からも少し撃ちにくい、自ゴールから遠いと良い要素が揃っている。

 

 

ハコフグ倉庫

ルートは、左・正面・右の3種類。右は、ホコ以外が詰めるのが強い。左と正面は、ホコを拾った位置と敵の位置で使い分け。

ホコ持ちの場合、塗れない床を進む前に、左通路と高台の敵をある程度引かせる。ホコがやられても攻めが継続しやすいため、敵が少し引いたらすぐ進む。味方が右からうまく詰めてくれれば、11まで取れる。台座下のカウント11はあまりにも有名だし強いので、このステージは先手必勝。

ホコ持ち以外の場合、基本的に右から入る。高台にいる敵の注意を引き付けられれば十分なので、無理して詰めない。味方が先に右に入っていた場合は、左通路から入り、通路に敵がいないか見つつ、右高台にトーピードを投げる。

 

防衛は、左高台を維持し続ける。ホコにはトーピードを投げつつ、左に入ってきた敵を処理。左通路は射程差がそこまできつくないので、撃ち合いは弱くない。

 

時間稼ぎは、左広場の壁裏辺りで行う。そこまで時間稼ぎが強いステージではないが、左でやられれば、比較的弱い左ルートに、敵のホコを誘導しやすくなる。

 

 

■デボン海洋博物館

ルートは、左・正面・上から右の3種類。正面からレールのブロックを伝って右に合流するルートもあるが、右の強みをあんまり活かせないと思う。左は、塗れない床が多い割に、カウントが取りにくく強くない。正面は、カウントが取りやすいが、階段付近が鬼門。右は、天井を越えられれば継続性が強い。前線が上がり切っていれば右、そうでなければ正面な印象。

ホコ持ちの場合、ホコが下にあればとりあえず正面に行くことが多い。台座に近い方がカウントは進むので、階段手前のでかいブロックは、できるだけ右を通る。上や自陣付近で持った時は、上を通って右に行くことが多い。左高台の長射程をどかさないと進めないので、味方が詰めてくれないと厳しい。天井と塗れる床の境辺りが強いポジションなので、ここでホコショを複数回撃って有利状況を作る。

ホコ持ちでない場合、まずは左高台を取りに行く。どのルートを行くにしろ、ここが敵防衛を潰す要になる。左が取れたら、ホコのルートに応じて詰める方向を選ぶ。正面なら左から詰め、右なら正面から詰めるか、右に加勢する。

 

防衛は、左から物量で押されると厳しい。ホコが最後尾になることが多いので、レールのブロックに待機し、ホコが進みそうなタイミングで後ろから刺せれば、一気に敵を挟むことができる。

とはいえ、左の天井を渡り切られている時点で厳しいので、その手前で止める意識が大事。天井のホコにトーピードで嫌がらせをしつつ、味方の長射程に処理してもらう。

 

時間稼ぎは、左広場で行う。少し前に出れば左高台にもホコショが届くし、短射程も処理しやすい。やられる時は、できるだけ広場の右手前角でやられるとベスト。

 

 

■アロワナモール

ルートは、左・正面の2種類。右も道は存在するが、金網が多いためないものと言ってよい。

ホコ持ちの場合、右の長射程をどかさない限り、正面から進むのは難しいが、かといって左も、敵に居座られると進めない。味方が左通路を取り切れていたら左、そうでなければ正面から、できるだけ右壁沿いに進む。最後のスロープ辺り、16くらいのカウントの取り合いになるため、少しでも押し込む意識で突っ込む。

ホコ持ちでない場合、自分の動き出しの位置によって、左か右に詰める。左は左通路から、右は正面やや右のブロックから飛び移る。高台にはメインが届かないので、トーピードを投げる。あとはホコがやられた後、チャクチで割るお仕事。

 

防衛は、ホコを優先的に止める。敵は左右に散らばりやすく、一旦ホコを止めれば、すぐにまた持たれるということも少ない。また、通路もそれほど広くないため、飛び降りから2枚持っていけることもある。割と気合い対面で防衛が必要なステージ。

 

時間稼ぎは、左タワーの裏。タチウオと同じような感じの所で、下に水、上に天井が来るため、相手は撃ちにくくなる。左溝から壁裏を塗り、うまいことジャンプすると入れる。タチウオより撃たれにくいが、タチウオより入りにくい。ミスって水没しても泣かない。

 

 

■アジフライスタジアム

ルートは、高台から左・正面塗れない階段・右塗れない床の3種類。高台から左ルートも、左タワーから行くのと、正面ブロックから行くのとで分かれる。右は、塗れない床でやられて攻めが切れるのでナシ、正面は、右よりも攻めが切れにくいが、塗れない階段を越えにくいので厳しい。高台から左に飛んだ辺りがホコの強ポジなので、そこに入りじっくり攻めたい。

ホコ持ちの場合、広場に敵が残っているなら、ホコは持たない方がよい。広場を処理したら、敵が残っているのは正面高台と左高台。正面に注意しつつ、左高台にホコショを撃ち、左タワーを上る味方をサポートする。正面高台も、ホコショを撃ちつつ、味方が上れたら後に続く。自分が先に行っても、簡単に止められることが多いので、味方の先導を待つイメージ。

ホコ持ちでない場合、広場内の確認が済んだら、いち早く正面高台に詰めたい。左は他の味方に任せる。右は、均衡状態からの裏取りとしてはアリだが、味方がやられて広場を取られると、一気にカウントを持っていかれるので注意が必要。

 

防衛は、自高台から右に入られた時点で、ある程度のカウントを持って行かれるのは仕方ないと割り切る。ホコにトーピードを投げつつ、左から進入してくる敵など、ホコ以外から処理していく。無理にホコに突っ込んでも、敵にカバーされて厳しい。

よって、そもそも自高台を渡さないことがまず大事。自高台は裏取りを通すと一気に取られるので、左からの進入がないか常に気を付ける。

 

時間稼ぎは、強いポジションがない。全ステでもトップクラスにない。敢えて言うなら左高台だが、積極的に持って行くほど強くはない。

 

 

■ショッツル鉱山

ルートは、奥のコンベア・手前のコンベア・ブロックからジャンプしてレールの3種類。左からぐるっと回るルートは、カウントが進まないので存在しないとみなす。手前のコンベアは、逆方向に動いているほか、警戒されやすく、カウントを取りにくい。味方が上り切っていない限り、奥のコンベアの方がカウントは取りやすい(奥のコンベアに向かうだけでもカウントが進む)。レールは、ややトリッキーなルートだが、コンベア付近で味方が交戦しているなら、意外と通せることもある。

ホコ持ちの場合、まず右コンベア付近、次に右高(?)台、その後コンベア方向へ、と見る所が段階的に分かりやすい。コンベア付近までは運びやすいので、ホコだけ突っ込むような形を作るのではなく、味方が上がるのを待ってから動きたい。

ホコ持ちでない場合、同じく右コンベアや右の台を見て、少しずつ前線を上げていく。手前コンベアはヘイトを買いやすいほか、奥の敵に射程ゲーをされやすいため、奥のコンベアから上がって、手前コンベアの上にいる敵を挟みたい。また、奥のコンベアを上がって左に行った辺りがスピナーポジで、ここを落とせるとカウントが進む。

 

防衛は、敵がコンベアを上り切っているかどうかで動きが変わる。上っているなら、その敵に詰めても射程がつらいので、ホコだけ止めに行く。上っていないなら、コンベア上に入り、コンベアを上らせないようにする。

右高台は気付かれにくいため、潜伏してから飛び出し、最後尾のホコを倒すという止め方もアリ。

 

時間稼ぎは、左からぐるっと回るルートを使う。コンベアの先が強ポジで、自ゴールから遠く、長射程の射線が通りにくく、短射程も処理しやすい。また、左に入っていこうとする敵のことも、味方が処理しやすい。

 

■モンガラキャンプ場

ルートは、左の金網・正面からやや左の金網・正面奥から水門を上る3種類。水門は、リスポーン下なのでナシ、正面は、敵が固まりやすく進みにくい。基本は、継続しやすい左。

ホコ持ちの場合、左金網に入っても、味方が高台まで詰めてくれないと、全く進めない。詰めるのは短射程には厳しいため、このステージは積極的にホコを持ちたい。初動、大体敵は正面に固まるため、割り勝ったら左に持ち逃げするのもアリ。止められても、攻めが継続しやすい。

ホコ持ちでない場合、左に入っても、左広場の対面くらいしか仕事がない。肝は高台を取る所なので、正面から金網か水門を使って詰めたい。復帰の敵に見られたとしても、ヘイトが買えるなら一応仕事はしている。

 

防衛は、右金網に固まる敵に突っ込まないよう気を付ける。辛抱強くトーピードを投げ、味方長射程に任せる。その他の方面から詰められると崩壊するため、そこをケアするのもスパッタリーの仕事。

 

時間稼ぎは、左広場奥の壁際。自ゴールからかなり遠い。時間がもう少なく、ホコが自陣に近い時のみ、自壁裏に持って行くのもアリ。

 

 

■スメーシーワールド

ルートは、左か正面の2種類。よほど正面がガラ空きでない限りは、左が基本。

ホコ持ちの場合、左通路に入ってからが重要。通路が狭く、ゴリ押してもカウントは取りにくい。その分スペシャルが強いため、やられない程度にホコショを撃ちつつ、味方のスペシャルを待つ。

ホコ持ちでない場合、まずは裏取りで正面に残っている長射程を処理する。その後、正面から台座付近まで詰め、敵を挟む。大体、長射程が台座奥、短射程が通路寄りという形で立っているが、まずは通路寄りの敵を倒した方が、ある程度のカウントは取りやすい。

 

防衛は、物量で押されると厳しい。通路が狭いため、人数不利でもホコだけ止めつつ、あわよくばもう1枚持っていくという立ち回りをすることが多い。ただし、敵は固まるため、間違ってもホコ以外から倒そうとしてはいけない。

 

時間稼ぎは、強いポジションがない。できるだけ奥に持っていた方が良いが、アジフライと同じく、時間稼ぎのためだけに積極的に持つべきではない。

 

 

■ホテルニューオートロ

ルートは、左から塗れない床・左から坂を上りブロック(?)をジャンプ・正面や右から塗れない床・右の大きく4種類。右は、ひたすら高台から撃たれて進まないのでボツ、正面は、金網を渡るのでボツ。左が、継続性もあり強い。基本は、坂を上ったら塗れない床に落とし、カウントを取りに行く。

ホコ持ちの場合、左に運びつつ、左の高台にホコショを撃ち、相手を引かせてから坂を上る。坂上に敵が隠れていることも多いため、ホコショは多めに撃つ意識を持つ。坂を上り切ったら、塗れない床に落とすまでは気合い。

ホコ持ちでない場合、素直に左から入り、物量で押す。左高台へのトーピードは、相手の背中側に向けて投げやすいため、割と強い。右から回るのは、遠回りをしすぎるためハイリスクなイメージ。正面金網から詰めるのはアリかもしれないが、敵リスからは丸見えなので注意が必要そう。

 

防衛は、とりあえず右高台からトーピードを投げ続ける。味方の人数さえ揃えば敵は進めないため、できるだけ足を止めたい。間に合わなさそうなら、坂上でホコだけでも止める。

 

時間稼ぎは、左の坂下、スロープの辺りが強い。高台にもホコショが届き、詰めてくる短射程も視認しやすい。自ゴールからも遠い。

 

■アンチョビットゲームズ

ルートは、左・正面プロペラ・右プロペラの3種類。右プロペラは、継続性が0なので存在しない。左と正面は、正直あまり大差ない。正面の方がやや近いので、持った位置が近ければ、正面に行くくらい。

ホコ持ちの場合、できるだけ壁沿いに進み、高台から撃たれにくくする。右裏に敵がいることも多いので、威嚇のホコショも撃っておく。壁裏潜伏から狙ってくる敵も多いため、上った先の床にも撃ち、気軽に上らせない。

ホコ持ちでない場合、正面プロペラから上り、右裏を取り切るとカウントが進みやすい。高台は手出しができないので、他に任せる。右裏が取れたら、できるだけヘイトを買って、ホコの通り道を空ける。

 

防衛は、これまた高台からトーピードを投げるか、左広場が取られていなければ、壁裏に隠れて複数枚を狙う。敵長射程がホコより後ろから来ることも多く、ホコだけ止めてもカバーされることが多い。

左広場が取られていたら、結構厳しい。味方と合わせて相手できるなら良いが、1人で倒そうとしても、奥まで入られると射程差が厳しい。

 

時間稼ぎは、右プロペラに入れると強い。長射程の射線が通らず、短射程は自分付近にホコショを撃ち続けていれば近付きにくい。ボムを大量に投げられると厳しいが、やられても位置が良い。

 

■ムツゴ楼

ルートは、下から最後を坂・下から最後を壁・上から塗れない床の3種類。上は、継続性ないのでナシ。下から坂は、カウントが進みにくいのでナシ。下から壁が、最もカウントが進みやすい。このステージも坂に行きたがる人が多い。きつい。

このステージだけ、初動は一切割りに参加せず、上から裏取りで入る。敵長射程が最下部の坂付近にいるため、裏から落とし、味方と挟んで追加で1~2枚落とすのが理想。長射程に気付かれても、不利対面にはならない。敵も上から来るケースがやや面倒で、敵も下りてくるなら気合い対面、下りてこないなら無視して裏取り。

ホコ持ちの場合、初期位置から最も近い高台にまずホコショを撃ち、その後、敵上部の高台や敵広場にまんべんなく撃つ。味方が詰められればキルが入りやすいステージのため、詰める味方をカバーするイメージでホコショを撃つ。

ホコ持ちでない場合、自分の位置によって、上の塗れない床から詰めるか、ホコルートから詰めるかを選択する。ホコルート上の敵を、順番に処理していくことによってホコが進むため、先走って詰めすぎないように注意する。

 

防衛は、高台からトーピードを投げつつ、向かってきたホコを飛び降りで落とすイメージ。チャクチも落とされないので弱くない。塗れない床を来る敵は、ホコが浅い位置にいれば優先的に倒したい。

 

時間稼ぎは、ホコの初期位置から最も近い敵高台。見通しが良く、敵上部の高台にもホコショが届く。上も悪くないが、敵が下りてこられる位置が多く、ホコが止まりやすい。