音がだめなのでパチンコはやりません

転職活動しながら週4で知り合いの店を手伝っている今日この頃。

そのうち平日2日間は1人で店に立っている。

 

もともと、土日の昼だけという話だったけど、手伝い始めて間もなく、平日2日間も手伝ってほしいと言われた。

どうも、頭痛がひどくて睡眠が取れず、私を代わりに立たせて休みたい、とのことらしい。

こちらとしても、収入が少しでも増えるのはありがたいので、1人で気ままに働かせてもらうことになった。

最初の1時間くらいは一緒に仕込みを行い、メインの営業時間は1人だ。気楽なものである。

 

 

初日は、漫喫に行ってマンガを読んだり寝たり、リフレッシュできたという話を聞いた。

給料はその人のポケットマネーで出ることになったが、お金を払ってでも休みたいのは、かなり疲れている証拠だ。良いリフレッシュになればなによりだと思った。

 

2日目、漫喫に飽きてスロットに行ってみたら負けた、という話を聞いた。

私はパチンコの類は一切やらないので分からないが、数時間でだいぶ疲れたらしい。

休んでるのに疲れてたらしょうがなくないか?と僅かに思ったが、気分の切り替えという意味では必要なことかもしれないな、と思い直した。

 

3日目、私が出勤してしばらくすると、その人は買い物に出た。帰ってきた時、買い物袋は持っていなかった。

その後仕込みを終え、いつも通り出かけていった。またスロットに行き、今度は勝ったらしい。

 

4日目、仕込み中にまた買い物に出た。また買い物袋は持ってなかった。なるほど。

またスロットに行き、今度はトントンだったそうだ。

 

5日目、ついに、一旦スロットに行くと言って仕込み中に出て行った。なるほど。

またスロットに行ったらしい。確か負けてた。まあどっちでもいい。

 

 

さて、すっかりスロットにハマってしまった知り合いだが、別にそのことは良い。仕込み中に出ることも、ハマってるな〜くらいに思うが、下手に嘘をつかれるよりは開き直って出ていかれる方が全然良い。

そもそも、働かせてもらっている無職の身、あれこれ文句を言うのは筋違いな話だ。むしろ感謝しかしてしない。

 

ただ、ギャンブルは依存性が強い。そのことが少し心配ではある。アルコールや麻薬と同じで、ギャンブル依存症は、立派な脳の病気だ。

知り合いがそうだとは言わないが、そうなる可能性はゼロではない。

家庭がある人なので、手をつけてはいけない金に手を出すことはないとは思うが、負けた日にさらに私に給料を払うのは、リフレッシュどころかかえってストレスを加速させていないかヤキモキする。

 

 

ギャンブルにハマる気持ちは分からないでもない。

私も、昔にネット麻雀を覚え、雀荘に行ける歳になってからは、学生時代はセットに勤しんだ。

1年生の頃はキャンパスが自宅から遠かったこともあり、講義後に朝まで打ち、そのまま始発で大学に戻り、シャワーを浴びて1限までキャンパスのどこかで寝るような生活が多かった。

社会人になってからは、余裕がある時には仕事終わりにフリーを打つこともあった(なお仕事が炎上して自然消滅した)。

それでも、生活に影響が出るほどのめり込まなかったのは、長い時間をかけて打った後に、負けることに耐えられなかったからだと思う。

 

割としっかりと麻雀を勉強してきた自負はあるし、比較的メンツがぬるかったこともあり、トータルではやや勝ち越すことができたが、毎日勝ち続けられるわけではない。

勝ち続けるギャンブルなど存在しない。麻雀なら、どんなに良くても3,4割はマイナスになる。

金を稼ぐためにやっているのか、麻雀を楽しむためにやっているのか分からなくなり、雀荘に行くことはなくなった。

 

それでも麻雀は好きだったので、もっぱらネット麻雀を打っていたが、最近はそれもなくなってきた。

事故でアカウントのIDを消失したのが主な理由だが、動画を観ながらネット麻雀をしていたのが、ミーンビーンRTAに置き換えられただけな気もする。

 

 

ギャンブルとの付き合い方は難しい。

遊べる範囲の金で楽しむのが上手な付き合い方だと思うが、のめり込んでしまうと自分でブレーキをかけられなくなる。

かと言って、知り合いが本当にのめり込んでいるのかは判別しにくい。

 

必要に応じてこちらがブレーキをかけるのも必要かもな、と思いつつ、自分が早く就職を決めれば強制的に今の状況は終わるのでは?と思い至ったので転の方がんばります!!!!!