薬の離脱症状がやばい

腰痛で服用していた薬の離脱症状がやばい。

 

長年腰痛もちで、整体通いやストレッチも試してみたが、一向に改善しないので医者の力に頼った。

これまで医者に頼らなかったのは、単純に病院嫌いだということが大きい。別に病院の雰囲気とか治療が嫌なわけではなく、待ち時間が長いのがつらい。待合室で過ごす1時間、虚無感が強くないか?

腰の痛みは左に偏っており、どうも背骨と骨盤が歪んでしまっているらしい。改善のためのストレッチは10年くらい続けているが、得たのは柔らかい身体だけだった。

 

服用していた薬はサインバルタノイロトロピンとかの軽い薬から入ったが、正直あまり改善しているとは言えなかったので、医者から徐々に強い薬を処方されていった。

サインバルタは、バチクソに効いた半面、副作用がきつかった。抗うつ薬としても使われることがあるらしく、眠気・吐き気・だるさなどが、副作用として現れた。

副作用が強いぶん、薬の量を増やすのもゆっくりだった。徐々に薬の量を増やし、身体が痛みを抑える能力を身につけたら、これまた徐々に減薬して、最終的には腰痛を解決、という流れらしい。

 

先月末に退職し、デスクワークから解放されたので、さしあたり腰痛のことで頭を悩ませることは、あまりなくなった。

とはいえ、サインバルタは、これまででは唯一と言ってもいいくらい効果のある対処法だったので、腰痛にとどめを刺すべく、なくなった薬を処方してもらいに行こうと思った時に気が付いた。保険証がない。

国民健康保険なりで対処する方法もあったが、離職票一式が送られてくる前に、離脱症状が始まった。というか無職なので通院費が単純につらい

 

症状は形容しがたい。「サインバルタ 離脱症状」で検索すると、サジェストに「ふわふわ」という言葉が出てくるが、これが一番近い気がする。

吐き気のような眠気のような、謎の気持ち悪さがある。かといって、身体がだるいわけではない。とにかく謎。今までになったことがない感じだから謎。

今は症状が始まって4,5日経つので、若干マシになってきたが、それでも夜に眠る前は結構つらいものがある。症状初期は、これが一日中という感じだった。

 

麻薬の常習者がクスリを止められないのは、麻薬から得られる快楽を求めているというよりは、禁断症状のつらさから逃げるためなんじゃないかなということを、ちょっと思った。

自分は服用期間も短かったし、麻薬と比べれば離脱症状なんて大したものではないと思うけど、それでもそれなりにつらい。

日常生活、というか仕事をしていたらまともにこなすのが厳しいくらいではあるので、無職になっていてよかった・・・になった。なったけど、冷静に考えたら、無職じゃなかったら病院に行けているので、無職でよかった・・・じゃねんだという話。

 

まあ、2週間程度で収まることが多いらしいし、せっかくきつい時期は若干乗り越えた感があるし、このまま服用を止めて過ごそうかな、の気持ち。

腰痛はまだ残っている気がする(長時間座る生活になっていないので分からない)けど、まあ転職先も含め、今後の生活で腰痛による支障が出ることは、そんなにない・・・と思いたい。