その者、真人間と呼べるような者では到底なく

毎日休まず学校に行けてます!仕事が楽しいです!やると決めたらすぐに行動できます!

そんなあなたは今すぐ回れ右をして、QOLを上げるキラキラなtipsを並べたnoteを書き綴ってほしい。

この記事は、ちょっとでも面倒になるとすぐにサボることが頭にちらつき、サボれる限界を測るためのソロバンを弾き出す、ダメな我々のための記事です。

そもそもやると決めたらとか以前にやることを決めることが面倒なんだよわかれ

 

 

昔から、サボり癖が抜けなかった。

なんせ朝起きることが苦手で、学校は仮病で休みまくったし、始業式の日に、電車を終点まで寝過ごしたことにして帰ったこともある。

 

大学に入ると、大っぴらに休めるようになった(なってない)ことに加えて、バイト後に朝まで飲むことも増え、サボり癖はさらに加速した。

15回中5回は欠席できたので、ほとんどの授業は限界ギリギリまで休んだ。1年生の時、1限の必修をもう休めなくなったので真面目に出ていたが、最後の授業で寝坊し、授業終了時に教室に飛び込んだ。

Amanda先生はまともに取り合ってくれなかったが、なんとかその授業は取れていた。ありがとうAmanda。なお他の必修を落とした。

 

社会人になっても、大して変わるものではない。

有休は大体、朝起きてどうにもやる気が出ない時に休む用に使った。飲み過ぎて起きられず、休んだことだってある。

テレワークが始まった時なんて、仕事がないこともあって、昼過ぎに起きてゲームをやっていた。まあ、みんなそんなもんなのかもしれないけど。

 

 

さて、前置きが長くなったが、なぜサボろうとしてしまうのか、サボらないようにすればどうすればよいのか、自分のためにも考えていきたい。

まずは、なぜサボろうとしてしまうかだ。

 

①幸福度を比較してしまうから

サボろうかな…と考えた瞬間、私の頭の中では、頑張って行った時と、サボって家でダラダラした時の幸福度の比較が始まる。

スーパーコンピューターを搭載した私の脳は、一瞬で答えを導き出す。サボった方が幸せだ。

 

だが、理性が抗ってくる朝もある。頑張って行くべきではないか…この前もサボってしまったし…

そんなことを悩んでいる間に、家を出る時間は過ぎてしまっている。あーしゃーないわー行こうとはしてたけど時間過ぎちゃったわーサボるしかないわー

 

②サボってもいいから

私の場合、これが一番大きな理由になる。

なんだかんだ、休んではいけない時に休んだことはない。これ以上欠席したら単位を落とす時、仕事が溜まっている時、そもそもサボるという選択肢が出てこない。

実際、学生時代のバイトはサボったことがなかった。それなりに長く働いていたこともあり、自分がいないと店が回らないし、周りに迷惑がかかる。

 

だが、休んでも問題がない時、時間をかけて学校や仕事に行くのが、苦痛でしょうがない。サボったって自分にしか迷惑がかからないし、仕事に限って言えば、誰にも迷惑がかからない場合すらある。

行かなければいけないなら行くのだ。行かないでも良い状況を作った周囲が悪いのだ。

 

③睡眠が足りていないから

朝は眠い。人間は10時頃から活動するように設計されているとしか思えないほど、朝起きるのがつらい。

だが、極端な話、21時に寝るようにすれば、早朝に起きることなど苦でもないだろう。

 

つまるところ、夜更かしをして睡眠時間が足りていないから、朝がつらくなり、サボるという選択肢が頭をちらつき始める。

私の場合、睡眠時間が6時間を割ると、負債がどんどん溜まっていき、週の後半にしんどくなってくる。

 

 

まだまだあるだろうが、あまり挙げ続けてもキリがない。対策の話に移ることにする。

 

①他の用事を作る

学校や仕事の前後に何か用事を作れば、サボるという気持ちは少し薄れる。

どこかに寄らなければいけないといった、やらなければいけないことでも、友達とご飯を食べるといった、楽しみな用事でもいい。

 

ただし、この対策は完璧ではない。用事だけ出掛けて、学校や仕事をサボる可能性だってある。

一応、なるべく学校や職場の近くで用事を作ることで、その危険性は薄めることができるし、一番高いハードルである、家を出るという点はクリアできる。

だが、用事を作っても、当日どうしてもサボりたくなった時、その用事ごとサボる可能性がある。学校や仕事をサボった上、友達との用事もサボる二重苦だ。そういった意味でも、これは完璧な対策ではない。

 

②めちゃめちゃ褒めてもらう

運動や食事制限の過程を各々が記し、それを互いに褒め合うというダイエット方法がある。

また、先日、風呂に入ることがものすごく嫌いな人が、取った対策について綴ったnoteを読んだが、その中に対策として挙げられていた。

人は称賛されると嬉しいものだし、失望されたくないものだ。

一般的に、高校よりも大学の方が、サボる人は多い。そこには、親や周囲の目が大きな要因としてあるだろう。大学になれば、どの時間に授業があるかは周りに分かりづらいため、大っぴらにサボりやすい(やすくない)。

 

そこで、第三者の目を入れることで、疑似的に高校以下の状況を作り出す。

「サボらない」という、健常者からしたら当たり前のことについてひたすら褒めるというのは、褒める側の負担になる可能性がある。

似たような境遇の人同士が褒め合うことで、褒めるという行為が苦痛になりにくいし、「みんな頑張ってるから自分も頑張ろう」という気持ちになりやすい。

 

③とりあえず外に出る

上でも述べたが、一番高いハードルは、家を出るという部分だ。一度外に出てしまえば、引き返してサボるということはそうそうない。

問題は外に出るまでの時間、サボりたい気持ちに抗わないといけないことだ。

 

そこで、なるべくすぐに外に出られるように、事前に準備しておく。

着替えを用意しておくのでもいいし、鞄に荷物を詰め込んでおくのでもいい。

朝起きて、これから準備して家出るのか…準備すらめんどくさい…という状況は防ぎやすくなる。

 

④自分にご褒美を用意する

1週間サボらなければ、金曜日にご褒美を買ってもよい、としておくと、がんばる気持ちが出てくる。

私は、金曜日にハーゲンダッツを買うことにしており、最もしんどい水〜木曜は、この一点を頼りに自分を奮い立たせている。

 

ただ、この方法にも欠点はある。サボってしまったらご褒美はなくなるが、そんなことはお構いなしに、サボってもハーゲンダッツを買ってしまうおそれがあるのだ。サボった日に食べるハーゲンダッツうめ〜〜〜〜〜〜〜

強い克己心を持って、サボった時にはご褒美を買わない、としなければならない。

強い克己心を持つ人はそもそもサボらない。わかる。

 

⑤ギリギリまでサボる

サボれる状況だからサボってしまうなら、サボれない状況にしてしまえばいい。

つまり、これ以上休んだら単位を落とす、有休がもうない、という状況になるまでさっさとサボる。

 

サボれる回数を逆算して計画的にサボろうとしても、どうせそのペースを上回ってサボってしまうのだから、開き直ってサボってしまえばよい。

夏休みの宿題を計画通りにできず、夏休み最終日に泣きながらやっていた怠惰な我々は、そのくらいがちょうどいい。宿題をやらずにバックれたレベルの人は知りません

 

⑥サボる

前項と重なる部分もあるが、どんなに対策を取って頑張ろうとしても、ダメな時はダメなものだ。

そういう時はさっさと諦めてサボる。明日から頑張ればよいのだ。

 

 

じゃ、ハーゲンダッツ買って帰ります。1週間頑張ってえらい。